指先を曲げると手のひらが痛い!複数考えられる手のひらの痛みの原因

指先を曲げると手のひらが痛い!複数考えられる手のひらの痛みの原因

何もしていないのに手のひらが熱を持ったように痛い、腫れているような感じがする、指先を曲げると痛い・・・このような、原因不明の手のひらの痛みに悩まされている人は意外に多いものです。

このような「手のひらの痛み」が現れた場合、何か原因があるのでしょうか?

デュピュイトラン拘縮

手のひらは、皮下にある線維性の手掌腱膜(しゅしょうけんまく)を動かすことによって、指が動いたり物を握ることができるのですが、この「デュピュイトラン拘縮」になるとその動作がうまくいかなくなります。

症状としては、手掌から指にかけてこぶのようなものができ、皮膚がひきつれて徐々に手のひらや指を伸ばしにくくなります。

薬指や小指に多く見られますが、他の指や足の裏にもできることがある症状です。

詳しい原因はまだはっきりと分かっていませんが、高齢の男性や糖尿病を患っている方などに多く見られる病気です。

手のひらが正常に動いているうちは様子を見ても大丈夫ですが、こぶが大きくなったり皮膚のひきつれがひどくなったりして手のひらが正常に機能しなくなった場合には、原因となるこぶの切除手術が必要となってきます。

ガングリオン

ガングリオンとは、中にゼリー状の物質の詰まった腫瘤です。

主に関節や指の付け根の近くにできることが多く、典型的なものは手関節背側(甲側)に生じるガングリオンです。

腫瘤の大きさは、米粒程度の小さなものからピンポン玉ほどの大きなものまでさまざまで、通常痛みなどの症状はないのですが、神経の近くにこのガングリオンができた場合には、神経を刺激して痛みを伴うこともあります。

ガングリオンは関節包や腱鞘の部分から発生し、比較的若い女性に多く見られる病気です。

ガングリオンは腫瘤のみで痛みもなく、日常生活に支障がないようであれば特に治療を要する病気ではありません。

ただし、痛みを伴う場合やものを掴むのに支障をきたすような大きなガングリオンができた場合には治療を考えた方が良いでしょう。

治療方法は、まず注射器で腫瘤の中身を吸い出し、予後を見ます。

何度も何度も、腫瘤の中にゼリー状の物質が溜まってきてしまうようであれば、切除手術をすることになります。

腱鞘炎(けんしょうえん)

腱鞘炎には2つの種類があり、親指に痛みを感じる場合は狭窄性腱鞘炎(ドケルバン病)、しびれを感じる場合は手根管症候群といいます。

このうちの狭窄性腱鞘炎の方をいわゆる「腱鞘炎」と呼ぶようです。

通常、腱鞘炎というと腕が痛む、というイメージがありますが、最近ではスマートフォンの使いすぎやパソコンの使いすぎなどで指(特に親指)に腱鞘炎の症状を訴える人が増えているそうです。

症状は、親指の付け根の腫れや強い痛みなどがあります。

一方、手根管症候群の場合には、親指、人差し指、中指、薬指の手のひら側がしびれる症状が現れます。

手根管症候群が多く見られるのは、家事や育児などで手や腕を酷使している中年以降の女性(特に主婦の方)ですが、やはり最近のパソコンの普及に伴って、デスクワークでずっとパソコンを打っている男性にも見られるようです。

こうした症状が現れた場合には、疲れている手や指を安静にしてあげることです。

腕を上にあげて、手のひらを曲げ伸ばしするのも良いでしょう。

それでも症状が改善しない、痛みが強くなるという場合には整形外科にかかりきちんとした処置を行ってもらうようにしましょう。

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