乳首から膿が出るのは病気?膿が出た場合に考えられる病気をチェック

乳首から膿が出るのは病気?膿が出た場合に考えられる病気をチェック

乳管に異常が生じると、乳首から膿が出ることがあります。

ある日、自分にそんな症状が表れたら・・困惑してしまいますよね。

悩みが乳首なのですから、あまり堂々と人に相談できないというのがこれまたこまったもんで・・さて、どうしたらいいのでしょうか?

痛み等がなければ、何となくそのままやりすごしてしまいそうですが・・中には放置しておいてはいけない病気もあるのです。

さて、乳首から膿が出た場合、どのような病気が考えられるのでしょうか?

乳房内に膿がたまる病気

乳房内に膿が溜まってしまうことにより、乳首から膿が出ることがあります。

最初は軽くても徐々に悪化することにより、手術が必要になってくることもあるので気をつけてください。

急性化膿性乳腺炎(きゅうせいかのうせいにゅうせんえん)

左右の乳房には、それぞれに15~20本の乳腺が張り巡らされています。

乳腺は主に母乳が通る場所となるわけですが、何らかの原因によって、この乳腺に細菌が入り込んでしまうと、そこが化膿してしまい、結果、乳首から膿が出てしまうことがあります。

乳輪下膿瘍(にゅうりんかのうよう)

上記の急性化膿性乳腺炎を放っておくと悪化して、「乳輪下膿瘍」という病気になる恐れがあります。

乳輪の下に穴が開いて膿が溜まってしまうという病気で、この穴(膿)が小さいうちであれば内服薬等で経過観察をしながら治すという方法がとれるのですが、そのままひどくなってしまうと、手術で切開して膿を出さなくてはいけなくなります。

乳頭が陥没している人に多くみられる症状です。

乳管が原因となる病気

膿とは直接関係なくても、膿が出てしまうことがあります。

それは細菌による化膿が原因ですので、なるべく化膿しないうちに、早めに対処したいものです。

悪化すると、ちょっと面倒なので気をつけてください。

乳管拡張症(にゅうかんかくちょうしょう)

名前を見ても分かるかと思いますが、乳管が拡張してしまう症状を「乳管拡張症」といいます。

乳管拡張症自体は膿が溜まることもなく、また、膿を出すという症状を伴いませんが、時に、何かが原因となり乳管に細菌が入って化膿してしまうことがあります。

その化膿が原因となって、乳首から膿が出てしまうことがあるのです。

悪化することにより、乳管切除という手術も必要となるので注意が必要です。

乳管内乳頭腫(にゅうかんないにゅうとうしゅ)

乳管にできる腫瘍を「乳管内乳頭腫」といいます。

膿のほか、血液が混じっていることもあり、乳がんと間違えやすいところもありますが、この腫瘍は良性腫瘍となります。

ただ、良性とはいえども放置は危険で、悪化しひどくなると乳管を取る手術が必要となってきます。

その他の病気とその時の行動

ここまでは、乳房内の病気を解説してきましたが、表面上(皮膚)の病気により膿が出ることも考えられます。

表面上のことだからと、自己判断で市販の軟膏などを塗って、やり過ごしてしまわないように気をつけてくださいね。

乳房パジェット病

皮膚病の一種です。

乳頭の皮膚がじゅくじゅくとした炎症を起こした結果、乳首から膿が出ることがあります。

単なる皮膚病ではなく、これは皮膚ガンの一種、、侮ってはいけないのです。

周囲に広がるなどして深刻になるケースは稀なのですが、それでも、早めに手術によって取り去ってしまわないと後々問題となることもあります。

医師と相談して、なるべく早く取ってしまうようにしましょう。

乳首から膿が出たら・・

とにかく、乳首から膿が出たならば、早めに病院に行くことをオススメします。

膿が出る原因のそのほとんどは、乳腺の異常が考えられます。

病院に行くなら乳腺外来を受診をオススメします。

婦人科や外科・皮膚科などでも診てくれますが、乳腺の中まで詳しく診てくれるのは乳腺外来です。

まとめ

ちょっとの膿だからといっても、そこには危険が潜んでいる可能性があります。

自己判断で、市販の軟膏などを塗って対処してしまうと、化膿してしまう可能性もありますので、そのような行為はできるだけ避けるようしてくださいね。

また、中には再発を繰り返すという病気もありますし、経過観察なども必要とすることがあるので、膿が出たら必ず専門医に診てもらうことが治癒への近道となります。

膿の量は多~少と、そのときの症状・病気によって様々で、量が少ないからといって、必ずしも病気が軽いとは限りません。

自己判断は危険ですので、いつもと違う症状に気づいたときに、お早めに病院で適切な処置を受けることを心がけてください。

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