「最近、忘れっぽい」のはなぜ?更年期の忘れっぽいは更年期障害?

「最近、忘れっぽい」のはなぜ?更年期の忘れっぽいは更年期障害?

更年期障害は身体の不調だけでなく、メンタルのバランスも崩れがち。

認知症かな?と不安になるぐらい忘れっぽくなることもあります。

嫌なこと辛いことはどんどん忘れてしまいたいものですが、仕事や家事に支障を来すようでは困ります。

更年期障害なのか、それとも認知症の可能性があるのか…

見分けることは出来るのでしょうか?

どうして起きる?更年期障害

更年期障害とエストロゲン

更年期障害は女性ホルモン「エストロゲン」が減少することが原因で起きる、心身の様々な不調。

エストロゲンは脳の視床下部にある下垂体がその分泌をコントロールしています。

40歳を超えると卵巣機能の衰えによりエストロゲンの分泌量が急速に減少。

しかし下垂体では「エストロゲンをもっと出しなさい」と指示し続けるので、脳が混乱してしまいます。

同じ視床下部にある自律神経にも影響を与え、そのバランスを崩してしまうのです。

これによって起きる心身の不調を更年期障害と呼んでいます。

更年期障害の代表的な症状

更年期障害は、

・身体的症状~ホットフラッシュ(のぼせ・ほてり)、頭痛、めまい、耳鳴り、動悸、
吐き気、首や肩のこり、消化器不良、冷え、生理不順、睡眠障害など

・メンタル的症状~不安感、憂鬱感、喪失感、落ち込み、感情の激しい浮き沈み、
イライラ、意欲や集中力、判断力、記憶力の低下など

といった症状が代表的で良く知られています。

メンタル的症状の集中力、判断力の低下は記憶力の低下にも繋がっており、ストレスを抱えることでそれらも悪化しやすくなります。

忘れっぽいのは認知症の始まり!?

更年期は、こんな時期

更年期は、

・我が子の親離れや独立
・親との同居や介護
・同世代の人、身近な人の闘病や死
・職場や地域での責任あるポジションへの就任

といった環境の変化と重なる時期でもあります。

責任感の強い人、生真面目・几帳面な人、完璧主義の人は、特にこれらの悩みをひとりで抱え込む傾向にあるので注意が必要。

強いストレスに曝された心身は、不安や憂鬱を通り越し「うつ病」を発症してしまうことも珍しくありません。

物忘れ?それとも認知症?

更年期障害のメンタル的症状は物忘れを起こすことも多く、認知症ではないかという不安を抱えている人もいます。

現在のところ、更年期障害の物忘れが認知症に直結する訳ではないとされていますが、稀に認知症の初期症状だったというケースもあるようです。

また認知症になる割合が男性より女性の方が高いことから、エストロゲン減少との関係性についても研究されています。

物忘れは…

・昨日食べた食事のメニューが思い出せない
・携帯電話をどこに置いたか分からなくなった
・人の名前が思い出せない

認知症は…

・食事を食べたことさえ忘れてしまう
・仕事や家事の手順が分からない
・その人の存在自体を忘れてしまう

このように物忘れはヒントをもらったり時間をかければ思い出せるものですが、認知症はもっとスケールの大きい症状であることが分かります。

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