胸に炎症が!その胸の炎症は「炎症性乳がん」なのかもしれない!?

胸に炎症が!その胸の炎症は「炎症性乳がん」なのかもしれない!?

何らかのきっかけで胸を見たときに、胸に炎症の症状がみられることもあるかもしれません。

炎症の原因はいくつか考えられますが、ひょっとしたらその炎症は「乳がん」の症状として現れている可能性があります。

そこで、胸に炎症の症状をもたらす「炎症性乳がん」について解説していきます。

炎症性乳がんについて

まず、そもそもに炎症性乳がんとはどういった病気なのか、普通の乳がんとはどのように異なるのかについて解説していきます。

乳がんである以上は危険な病気であることは間違いないのですが、炎症を起こすことにどのような意味があるのでしょうか?

炎症性乳がんとは?

炎症性乳がんは、乳がんの中でも稀なタイプの乳がんで、乳がん患者100人に1人の割合で発症する乳がんです。

「炎症性」とあり、皮膚には炎症の症状が出るのですが、実際にはこれは皮膚炎を起こしている訳ではなく、がん細胞によってリンパ管がふさがれてしまい、それによってリンパの流れが悪くなることで皮膚に症状が現れているものです。

その危険性は?

乳がん自体が危険性の高い病気なのですが、炎症性乳がんは「進行が早い」「転移を起こしやすい」といった特徴があるため、悪性度が高いがんであると認識されます。

炎症性乳がんの症状に気が付いた時には既に他の部位にがん細胞が転移しているといったケースも少なくなく、できる限り早い発見と治療の開始が望まれます。

炎症性乳がんの特徴

次に、炎症性乳がんの特徴について簡単に解説していきます。

炎症ではない

名前に「炎症性」とついていますが、実際のところ皮膚に炎症は起きていません。

炎症性乳がんを患うと、がん細胞がリンパ管をふさいでしまい、リンパの流れが滞ってしまいます。

それが原因で、炎症のような症状が皮膚に浮き出るのです。

オレンジのような皮膚

炎症性乳がんを発症すると、その箇所の見た目が著しく変わります。

乳頭やそのまわりの皮膚が腫れて赤っぽくなり、また毛穴が目立つようになります。

その変化は、まるで果物の「オレンジ」のような変化をもたらすため、この状態を「橙皮状皮膚」と呼ぶこともあります。

患部にはかゆみや熱感を伴うことがあり、皮膚はざらざらとした感触に変化します。

これらの症状は病気に詳しい人でない限りは「炎症」であると勘違いすることが多いです。

しこりは無い

乳がんの特徴として、比較的はっきりとした「しこり」が発生することが多いのですが、炎症性乳がんではしこりが現れることは基本的にないです。

その皮膚の症状としこりの無いことから「急性化膿性乳腺炎」との誤診をされてしまうこともあり、画像診断では炎症性乳がんであることを診断できないことが多いのも特徴です。

進行が早く、転移しやすい

このがんの最大の特徴は、通常の乳がんに比べてがんの進行速度が極めて早く、他の部位へ転移しやすいという特徴があります。

そのため、症状に気が付いて病院で検査を受けたときには、既に他の臓器への転移が認められている、危険な状態であることが多いのも事実です。

スポンサーリンク

LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)