流産を繰り返す習慣流産とは?後期流産、不育症とは何が違うの?

流産を繰り返す習慣流産とは?後期流産、不育症とは何が違うの?

流産を経験するだけでも精神的に不安定になりがちです。

流産を繰り返すとなるとさらに不安になりますよね。

流産を繰り返す場合は「習慣流産」の可能性もあります。

また、後期流産、不育症などもあるのでご紹介します。

妊娠しても流産を繰り返す「習慣流産」とは?

習慣流産とは、妊娠はするが出産までいくことができずに流産を繰り返す状態のことを指します。

様々な原因が考えられていますが、まだはっきりと解明には至っていないのが現状です。

習慣流産の原因として考えられるものとは?

習慣流産の原因と考えられているものには以下のようなものがあります。

・染色体異常
・内分泌異常
・子宮形態異常
・凝固因子異常

胎児に染色体異常があると流産をしやすくなります。

この時の染色体異常は突然変異で起こるものを含め多くの人の流産の原因となっています。

ただ、繰り返し流産がある場合は、母親、父親のどちらかに異常があるというケースも稀に見られます。

その他、内分泌異常や子宮形態異常ということが原因で、胎児に影響が上手くいき渡らないということや、凝固因子異常によって、胎児を攻撃してしまうというケースもあります。

妊娠後の「後期流産」とは?

妊娠の初期12週未満で流産をしてしまうことを早期流産と呼び、それ以降の妊娠12週~22週未満の流産を後期流産と呼んでいます。

流産のリスクは妊娠初期が一番高い!

よく「安定期に入った」と聞きますが、それはやはり妊娠初期が一番流産のリスクが高いからです。

自然流産(染色体異常などが原因)の場合は初期流産が90%程度であり、後期流産は10%程度と言われています。

また、負担のかかる仕事をしている人やストレスがかかっている人は流産のリスクを高めてしまいます。

周囲の理解を得ながら、できるだけ無理をしないようにすることが重要です。

後期流産って他に何が違う?

後期流産の場合は、「死産」として扱われるため死亡届や火葬をすることになります。

また、胎児も成長しているため抱いてあげることも可能です。

そのため、初期流産に比べるとダメージは大きいかもしれません。

気持ちが落ち着くまでは、ゆっくりと休養することが大切です。

妊娠期の注意「不育症」とは?

妊娠はしても流産を繰り返す、胎児が順調に育たないという場合のことを不育症と呼んでいます。

習慣流産と同じ意味で使われることもありますが、不育症の場合は新生児死亡を繰り返してしまう場合にも使われるので、ここでは区別して説明していきます。

どのくらいで不育症と言われるの?

実際に定義は決まっていませんが、2回以上連続して流産や死産をしてしまった場合に「不育症」と診断されるようです。

ただ、不育症と診断を受けた人でもその後、正常な妊娠・出産をして子育てをしている人は多くいます。

まずは、しっかりと検査を受けて治療に専念することが大切です。

流産や不育症のリスクってどんなものがあるの?

防げるのであれば、未然に防ぎたいところですが流産や不育症の原因ははっきりと分かっていません。

そのため、予防や対策というのは難しいのですが不育症のリスクと言われているものを紹介していきます。

・抗リン脂質抗体

自己免疫異常のひとつであり、自分に対して抗体を作り出してしまう病気です。

胎盤内に血栓を作り出してしまい、胎児に栄養がいかなくなるため流産や不育症を引き起こしてしまいます。

・凝固異常

抗リン脂質抗体の凝固異常があっても、同じように栄養が届かなくて不育症になってしまいます。

・子宮異常

子宮異常と呼ばれるものには、子宮奇形、頸管筋無力症、子宮筋腫、子宮膣癒着などがあります。

・甲状腺異常

甲状腺からは内分泌ホルモンが分泌されます。

その機能が衰えてしまうと、黄体機能不全や高プロラクチン血症などを引き起こし、不育症の原因となってしまうのです。

・偶発的リスク因子

原因は不明だが、偶然流産や自然が続いて起きてしまうということも多くあります。

この場合は、次に妊娠・出産をすることも可能です。

まとめ

流産を繰り返してしまっている人は、不育症などを視野に入れて検査を受けてみるといいでしょう。

もう一つ大切なのはメンタル面のケアです。

家族や周囲の人間のサポートを受け入れて、自分の心が落ち着くまで静養しておくことも必要です。

どうしても、女性は自分をせめてしまいがちですが、自分で自分を追い込まないようにして下さいね。

スポンサーリンク

LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)