子宮が痛くて生理がこないのが不安!生理がこなくて子宮が痛い原因は?

子宮が痛くて生理がこないのが不安!生理がこなくて子宮が痛い原因は?

生理前または生理中には子宮(下腹あたり)が痛むことがあります。

けれど、生理がこないのに子宮の辺りが傷む・・・これって妊娠の兆候?それとも何かの病気?婦人科にかかることはあまりないので、婦人科系の病気は心配ですよね。

気になる子宮の痛みは何の原因が考えられるのでしょうか。

心配のない場合とそうでない場合の痛みの違い

まず、妊娠の場合とそうでない何かしらの病気の場合の痛みの違いですが、妊娠した場合(妊娠超初期)の痛みは、子宮がひっぱられるような感じやチクチクとした痛みがあるのが特徴です。

妊娠すると、子宮はこれから赤ちゃんを育てる準備に入り大きくなっていきます。

その為、妊娠すると子宮が大きくなるに従ってその周りの筋肉などの組織がひきつれた状態になり、痛みを伴うのです。

また、妊娠することでプロゲステロンというホルモンの分泌が増え、お腹に強い痛みを感じる場合もあります。

妊娠による、問題のない痛みは「生理痛のような軽い痛み」の場合です。
場合によっては、腰にかけて鈍痛がある場合もあります。

しかし、この痛みがギューっと締め付けられるような強い痛みであったり、継続的に痛み続ける場合には流産の可能性があります。

特に、痛みがどんどん強くなっていく場合や出血がある場合には早めに婦人科を受診するようにしましょう。

病気による場合の子宮の痛み

子宮の痛みには、妊娠の可能性の他にも婦人科系の病気の兆候の可能性もあります。

その主なものを挙げてみましょう。

子宮筋腫

子宮筋腫は、子宮の病気の中もとくに多い病気です。

40代を超えた女性の4人に1人が、この子宮筋腫があると言われています。

子宮にできた筋腫は豆粒ほどの小さなものの場合、自覚症状がほとんどないため、子宮筋腫があるにもかかわらず気づかずに過ごしている人がとても多い病気です。

子宮筋腫の原因はまだはっきりとはわかっていませんが、生理が始まってから子宮にできることから、生まれつきもっている体質にエストロゲンなど女性ホルモンの影響が加わり、子宮筋腫が成長していくのではないか、と考えられています。

ですから、子宮筋腫ができる人は一度摘出してもまた再発し、子宮筋腫ができる可能性が高いのです。

この筋腫は両性の腫瘍であるため、筋腫が小さく自覚症状もない場合には問題はないのですが、次第に大きくなるにつれ、生理不順や生理時の出血多量などの症状が現れます。

子宮筋腫が大きくなると出産の際に影響を及ぼしたり、尿管を圧迫して腎臓から膀胱に尿が流れにくくなり「水腎症」という病気を引き起こす要因ともなります。

また、急激に大きくなった腫瘍の場合には稀に悪性の場合もありますから、子宮の痛みを感じた場合には婦人科で検査を受けると良いでしょう。

子宮内膜症

子宮内膜症は、近年、20代~30代と比較的若い世代に発症が多く見られる病気です。

子宮内膜症は、生理の際に本来であれば子宮口から排出されるはずの月経血が、卵管を通って腹膜内に逆流することでおこります。

腹膜内に逆流した月経血は、子宮以外の組織の中で子宮内膜に似た組織を形成しますが、子宮と違い、血液を排出する場所がないために「子宮内膜症」という病気を引き起こすのです。

子宮内膜症の症状は、
・症状の激しい生理痛
・骨盤の痛み
・排便痛
などがあります。

基本的には悪性ではないのですが、この子宮内膜症が卵巣内にできてしまうと、卵巣がんに発展する危険性もありますので注意が必要です。

卵巣のう腫

卵巣のう腫は、子宮の左右にある卵巣にできる良性の腫瘍です。

腫瘍には悪性と良性がありますが、卵巣にできる腫瘍の約9割が良性であると言われています。それがこの「卵巣のう腫」です。

卵巣のう腫には、「類皮のう腫」「チョコレートのう腫」「漿液性のう腫」「粘液性のう腫」などさまざな種類がありますが、いまのところ「チョコレートのう腫」以外の原因ははっきりとはわかっていません。

「チョコレートのう腫」は子宮内膜症によって起こる症状のひとつです。

何かの原因で逆流した月経血が卵巣に流れ込み、内膜症を起こしているのがこの「チョコレートのう腫」となります。

卵巣は「沈黙の臓器」とも呼ばれ、腫瘍などができても自覚症状はほとんどありません。

にぎりこぶし大ほどに大きくなった場合には、見た目でもわかる場合がありますが、たいていの場合には健康診断などでの触診や超音波検査などで発見されることがほとんどです。

ただ、卵巣は腹膜の近くにあることから腫瘍が大きくなると腹膜を圧迫し痛みが出ることがあるため、その痛みで気づく人もいるようです。

この卵巣のう腫で気をつけなければいけないのが、卵巣の中にできた腫瘍が大きくなり茎捻転(腫瘍がねじれた状態)になることです。

非常に強い下腹部の痛みが走り、嘔吐をしたりショック状態に陥る場合があります。

この場合には、ねじれた部位から血行が途絶え、卵巣の細胞が壊死してしまうので、緊急手術が必要となります。

前述した「チョコレートのう腫」については、閉経とともになくなっていくこともありますが、その他の卵巣にできた腫瘍は消えるこがないため発見した際には摘出手術が必要となります。

この場合、大きさが2~3センチ程度であれば様子を見ても構いませんが、それ以上の大きさになった場合には摘出手術を行った方が良いでしょう。

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